『内向型人間のすごい力』要約|本書の結論と5つのポイントをわかりやすく解説

内向型人間のすごい力
助手

ねぇ、リーダー。 『内向型人間のすごい力』って本、面白いの?

リーダー

ああ、すごく面白いよ! ってゆーか、内向型にとってはまさにバイブルだな! これ読まないで内向型は語れないってくらい! この著者のスーザン・ケインはじつは…で…うんたらかんたら…

助手

そっか! やっぱりね~。私も読んでてすっごい面白かったんだよね。 ありがと!

リーダー

・・・(ヤラセかい、こんちくしょう!)


管理人

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目次

『内向型人間のすごい力』とは

『内向型人間のすごい力』(スーザン・ケイン著)は 

「話しがうまく、社交的な人だけが成功するわけじゃない」ということを、専門家達へのインタビューや 多くの研究結果を紹介しながら伝えている一冊です。

著者はこれまで色々な内向型に関する本を読んできましたが、この一冊は 内向型に関する数々の本のなかでも「最も素晴らしい本!」と言っても過言ではない内容です。

スーザン・ケインは 本書を書き上げるのに7年もの月日をかけ、

そのうちの取材に関しても 数十人の心理学者や研究者、多くの一般人、そして一部の著名人にもインタビューを重ね、万全を期して本書を書き上げました。

あなたもその提供される情報量の多さ、充実さにきっと驚くはずです!

本書を読めば あなたも自分が内向型であることを誇らしく思い、まったく違った視点で自分の人生を見直すようになることでしょう!!

そして内向型としての自分の強みを再発見するのです・・・。

現代社会では 人前で積極的に発言したり、多くの人と交流する外向型が理想とされています。

でも本書では 「内向型には内向型ならではの才能があり、その力は社会にとって欠かせないもの」と述べられています。

もしあなたが

  • 人付き合いが苦手だと感じる
  • 一人でいる時間が好き
  • 大勢の集まりより少人数の会話が落ち着く

と感じているなら、本書は「その性格は弱みではない」と教えてくれることでしょう!

この記事では 『内向型人間のすごい力』の要点を分かりやすくまとめ、仕事や人間関係にどう活かせるのかまで解説していきます!!

2015年に発売された『内向型人間のすごい力』は、2013年発売の『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』を内容はそのままにタイトルだけ変えて文庫化された本です。

『内向型人間のすごい力』要約|本書の結論と5つのポイントをわかりやすく解説

本書が伝えたいメッセージは「静かな人にも大きな価値がある」

本書の一番伝えたいことは とてもシンプルです。

「内向型は直すべき性格ではなく、素晴らしい才能である」

ということです!

私たちの社会では 子どもの頃から

「もっと積極的になろう!」

「人前で話せるようになろう!」

と言われます。

スーザン・ケインは 社会全体が外向型を理想としている事を指摘しています。

そのせいで 本来は集中力や思考力に優れた人まで「自分は劣っている」と思い込んでしまっているんです。

でも実際には 世界を変えるような発明や芸術、研究成果の多くは 内向型から生まれてきました。

静かな性格だからこそ生み出せる価値はとても素晴らしいものです。

本書はその事実を 数多くの研究やエピソードを交えながら伝えています!

本書の5つの要点

『内向型人間のすごい力』の内容はとっても幅広いですが、要点をまとめると次の5つになります。

  • 外向型ばかりが評価される社会になっている
  • 内向型には集中力や創造力という強みがある
  • 性格は簡単に変えられるものではない
  • 自分の強みを活かせる環境を選ぶことが大切
  • 無理に外向型になる必要はない

特に印象的なのは 「苦手を克服するより、得意を伸ばしたほうが成果につながる」という考え方です。

もちろん、必要な場面では人前で話す努力も必要になります。

でもムリをして外向型のように振る舞う必要はありません!

内向型としての自分らしさを保ちながら、必要な場面だけは少し勇気を出す。

そんなバランスが長く活躍する秘訣だよと本書は教えてくれています!

助手

本編と関係ないけど、ウチの会社って めずらしく従業員がみんな内向型だもんね。 だからすっごく平和

リーダー

静かでいいよなwww どんな採用基準してんだろな?

本書が教えてくれる内向型の本当の強み

内向型は「社交性が低い人」ではない

内向型という言葉を聞いて「人付き合いが苦手な人」と思っている人は多いです。

でも本書ではその考え方を否定しています。

内向型とは 人との関わりが嫌いな人のことではありません。

内向型は 一人で過ごす時間でエネルギーを回復し、自分の内面を大切にする気質を持つ人です。

反対に 外向型は人との交流からエネルギーをもらう傾向を持っています。

つまり、違いは「人が好きか嫌いか」じゃなく「どこでエネルギーを回復するか」という点にあります!

実際のところ、内向型でも友達との会話を楽しむ人は多いです。

また、プレゼンや接客が得意な内向型もいます。

なので「人見知り=内向型」という事はありません!

これらの違いを理解していくと より深く自分の性格特性が分かってきます。

集中力・創造性・深い思考が成果につながる理由

本書では内向型の強みとして何度も紹介されるのが「深く考える力」です。

内向型は一つのテーマについてじっくり考えることが得意です!

周りに流されず、自分なりに情報を整理し、本質を見極めようとします。

この性質は、

  • 研究
  • プログラミング
  • 執筆
  • デザイン
  • 企画
  • 分析

など多くの仕事で大きな武器になります!

また派手なアイデアよりも「本当に役立つものは何か?」をていねいに考えます。

なので一見目立たなくても、長期的には高い成果につなげることができます!

本書では創造性を育てる「静かに考える時間」がいかに重要か? それを多くの事例で紹介しています。

あれやこれやと忙しい毎日でも、少しの「一人で考える時間」で新しいアイデアが生まれることでしょう!

じつは有名な成功者には内向型が多い

「成功者はみんな例外なく社交的だ」

そう思っている人はとても多いでしょう。

成功した人たちの本を読んだり、言動を聞くと、行動力や人脈が必要だと説かれているからです。

でも本書ではこの考え方に疑問を投げかけています。

というのも 歴史上の偉人や企業経営者、科学者、芸術家の中には内向型が数多くいるからです!

偉業を成しとげた内向型

アルバート・アインシュタイン(理論物理学者)
アイザック・ニュートン(物理学者・数学者)
チャールズ・ダーウィン(自然科学者・進化論提唱者)
ローザ・パークス(アメリカの公民権運動家)
マハトマ・ガンジー(インド独立運動の指導者)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
スティーブ・ウォズニアック(アップル共同創業者)
ラリー・ペイジ(Google共同創業者)
ウォーレン・バフェット(投資家・実業家)
エレノア・ルーズベルト(元米国第一夫人・人権活動家)
ショパン(作曲家・ピアニスト)
テーオドール・ザイス・ガイゼル(ドクター・スース)(児童文学作家・絵本作家)
J.K.ローリング(『ハリー・ポッター』シリーズ著者)

彼らに共通しているのは 目立つことよりも、自分の考えを深めることを大切にしていた点です!

また周りの意見に流されにくく、自分の信念を持ち続けたことも成功につながりました。

もちろん、すべての成功者が内向型というわけではないです!

外向型にも素晴らしい強みがあります。

本書が伝えているのは「どちらが優れているか」じゃなく、それぞれにしかない才能を持っているということです。

自分の性格を否定しないで その特性を理解して活かす、それが本当の強みとなります!

リーダー

じつはコミュニケーション能力は高いほうかな

助手

まさかギャルゲーとかやってるの?

やってねーわ!!

なぜ外向型が有利な社会になったのか

学校や職場で外向性が評価されやすい理由

本書では「なぜ外向型が評価されやすい社会になったのか」という背景についても詳しく説明されています。

かつては、一人で黙々と仕事をする職人や農業中心の社会が多く、静かに努力を積み重ねる人も高く評価されていました。

でも産業の発展や企業の成長によって多くの人と協力しながら働く組織が増えたのです!

その結果、積極的に発言する人が目立ちやすくなりました!!

今でも社会の評価基準

学校では「手を挙げて発表すること」

会社では「会議で積極的に意見を出すこと」

と、このように積極性が重視されています!

もちろん、こうした積極性は良いことです。

でも積極性だけでは能力そのものを測ることはできません。

とくに 静かに考えを深め、的確な答えを出す人の価値が埋もれてしまいます。

本書は 「話すこと」と「考えること」は別の能力であり、どちらも社会に必要だと伝えています。

だからこそ 自分が発言の多さで周りに負けていると感じても落ち込む必要はまったくありません!

積極性だけでなく、深く考える力も社会には必要だからです。

本書が問いかける「理想のリーダー像」の見直し

「リーダー」と聞くと多くの人は 堂々と話し、皆を力強く引っぱっていく人物像をイメージすることでしょう!

でも本書では「良いリーダー=外向型」という考え方に疑問を投げかけています。

内向型のリーダーは 自分ばかりが話すのではなく、メンバーの意見をよく聞きます。

そして 一人ひとりの能力を引き出しながら、冷静に判断していきます。

また 部下が外向型で自主的に動くチームでは、内向型のリーダーのほうが 高い成果を上げるという研究結果も紹介しています。

これは 静かなリーダーが部下のアイデアを尊重し、余計な口出しをせずに任せられるためです。

リーダーに必要なのは 大きな声や派手なパフォーマンスではありません!

相手の話を聞き、状況を冷静に判断し、必要な場面で決断する力も優れたリーダーに欠かせない資質です。

本書はリーダーシップにはさまざまな形があることを教えてくれます。

助手

リーダーは内向型だから、私の話しもちゃんと聞いてくれるんだよね?

リーダー

うん、聞くだけならタダだしな。 意見が通るかは別な!

内向型の力を仕事や人間関係で活かす方法

無理に外向型を目指さず成果を出す

本書で くり返し伝えられているのは「自分の気質を否定しないこと」の大切さです。

内向型は

「もっと明るく話さないと・・・」

「もっと積極的にならないと・・・」

と考えがちです。

でもそんなふうに無理を続けると 心も体も疲れてしまいます!

もちろん 仕事ではプレゼンや営業など、人前で話す場面もあるんですが、

そんな時は 必要に応じて外向的に振る舞うことも役立ちます。

ただし、それは本来の自分を捨てるという事ではありません!

本書では 人生にとって使命を感じる仕事のためなら、内向型でも”一時的に”社交的な自分を演じることができるという、ある理論を紹介しています。

これは 内向型でも自分の性格を否定せずに外向型を演じることができるの?という疑問を解くカギとなることでしょう。

大切なのは 無理に性格を変えようとするのではなく、

自分の強みを理解したうえで 必要な場面でだけ、性格の枠を超えて活動することです。

そんな考え方なら 内向型らしさを失わずに社会で活躍することができます!

自分に合った環境を選ぶことが能力を引き出す鍵

同じ人でも 環境が変わるだけで能力を発揮できることがあります。

例えば

  • 一人で集中できる時間がある職場
  • 静かな作業環境
  • 少人数でじっくり話し合えるチーム
  • 自分のペースで仕事を進められる働き方

こんな環境では 内向型の強みが活かされやすくなります!

反対に、一日中 人と話し続ける仕事や、常に大人数の中で過ごす環境では能力を発揮する以前に疲れがたまってしまい、本来の力を発揮することもできません。

もちろん、環境をすぐに変えられない人もいるでしょう。

そんな場合でも 休み時間に一人で過ごす時間をつくる、周りの雑音をシャットアウトして休むなど 小さな工夫がきっと役立ちます!

内向型の限りあるエネルギーを使い切ってしまわないように、日々を工夫するのです。

本書は 「自分に合った環境を選ぶことも実力の一つ」と考える大切さを教えてくれます!

助手

私に合った環境ってどこ?

リーダー

う~ん、ネカフェじゃない?(適当)

『内向型人間のすごい力』から今日から実践できる学び

読後に行動が変わる3つのヒント

本書を読んだあとに すぐに実践できることが3つあります!

①一人で考える時間を大切にする

忙しい毎日の中でも、少しだけ静かな時間を確保することで、考えが整理され、新しいアイデアも生まれやすくなります。

②自分を外向型と比べない

人にはそれぞれ違った強みがあります。

話すことが得意な人もいれば、聞くことや深く考えることが得意な人もいます。

自分にないものに焦点を合わせないで 自分が持っている強みに目を向けることが大切です。

③自分らしく力を発揮できる場面を増やす

得意な仕事を任せてもらう、

静かな場所で集中する時間を確保する

など、小さな工夫を積み重ねることで あなたの本来の能力を発揮することができます。

この本がおすすめな人・おすすめできない人

『内向型人間のすごい力』は、次のような人に特におすすめです。

  • 自分の性格に自信が持てない人
  • 人付き合いで疲れやすい人
  • 静かな性格を短所だと思っている人
  • 仕事で自分の強みを活かしたい人
  • 子どもや家族の内向的な性格を理解したい人

反対に、「内向型をすぐに外向型へ変える方法」を期待している人には向いていないでしょう。

本書は 性格を変えるための本ではなく、自分の気質を理解し、その強みを活かすための本だからです!

関連書籍との違いと、まず読むべき理由

内向型について書かれた本は数多くありますが、『内向型人間のすごい力』が今も読み継がれている理由は、内向型への見方を大きく変えた代表的な一冊だからです。

なお、本書は2013年に発売された『内向型人間の時代』を文庫化する際に改題した作品であり、内容は同じです。

そのため どちらを読んでも構いません。

(筆者は最初、この2冊がタイトルが違うのに内容は同じ、とは つゆ知らず・・・別物だと思って文庫本を買いました(笑))

タイトルも表紙も違うので 文庫本のほうは続編っぽく見えるんですよね。

初めて内向型についての本を読むのであれば、まず本書から読むことで

「内向型とは何か」

「なぜ社会で誤解されやすいのか」

「どのように強みを活かせるのか」

を体系的に理解できることでしょう!

もし今まで「もっと社交的にならなければ」と自分を責めてきたなら、本書はその考えを見直すキッカケとなること間違いなしです!

まとめ

『内向型人間のすごい力』は、「外向型のようにならなければ成功できない」という思い込みを見直し、内向型ならではの価値を教えてくれる素晴らしい本です。

本書が伝えているのは、内向型と外向型のどちらが優れているかではありません。

それぞれが違う強みを持ち、その個性を活かせる環境でこそ、本来の力を発揮できるということです!

もしあなたが 自分の性格に悩んだり 人と比べて落ち込んだりしてるなら、

本書の考え方はきっと新しい視点を与えてくれるでしょう!

無理に別の誰かになる必要はありません。

自分の気質を理解し その強みを活かすことこそが、自分らしく充実した人生を送る第一歩となるのです。


今回は以上です!

ここまで読んでもらって ありがとうございます!

この記事で 『内向型人間のすごい力』の魅力が伝わったなら幸いです。

それでは また次の記事でお会いしましょう!

管理人 リュー

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